第1回冬季中国大学 及び山東省遺跡巡り [中国留学調査旅行]

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 去年一年間、準備してきました日本と韓国の学生のための中国大学留学を目的として設立した “日照中国国際留学院(中国名:日照金鶴外国語培訓学校)”が主催する “第1回 冬季中国大学及び山東省遺跡巡り”が 、2011年1月11日から15日にわたって行なわれました。
 今回の旅行は、中国に留学する前に、他意ではなく学生本人が直接中国を見て、自らが “中国で勉強した い。” と決意できるように企画された旅行です。
 今回の旅行には、将来中国を経て世界の舞台で活動しようとする夢を抱いている日本と韓国の国籍を持つ中、高生 10人が参加しました。

 第一日目の 1月11日、午後 4時30分に仁川空港を出発し5時30分にチンタオ(青島)空港に到着した一行は夕方 7時30分に、留学院がある日照市に到着しました。 学生たちは本格的に始まる旅行を備えるかのように、この日の夜は早く床に付きました。

 いよいよ中国旅行が始まる二か目の朝は、天も多くの日韓の学生たちが中国の地へ来たのを喜ばれたかのように、のどかな天気の中で中国旅行が始まりました。

日照海岸で…

 朝食後 数十kmにも及ぶ日照海岸の砂浜を観光した後、曲阜師範大学を見学しました。 曲阜師範大学校は山東省では上位10%に入る大学ですが、留学生は HSK(中国語検定試験)で4級だけ合格すれば入学することができる特典があり、入学金, 授業料も日本の公立大学より 20~30%近く安く、私立大学に比べれば、30~4
0%に過ぎず、生活費は日本の半分もかかりません。
 曲阜師範大学校を見学した後、日照市観光局局長が歓迎する中で、海が見える食堂で昼食として、海産物を思う存分食べました。今回の日照市訪問は日照放送局を通じて TVニュースでも報道されました。
 午後には日照市を後にして曲阜市に向かいました。 曲阜で夕食を終えた後、ホテルに移動して、夜は、午前1時までオリエンテーションを行い, 国境を越えた友情を深めることができました。
 
 三日目は、ユネスコ世界文化遺産にも登録された、孔子の故郷である孔俯, 孔廟,孔林を見学して儒教文化の真髄を深く満喫することができました。特に孔林では学生たちが四大聖人である孔子のお墓の前で厳肅な心で参拝しました。

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 午後には山東省の首都である済南に移動して数千年間絶え間なく湧き上がる “天下一の泉”として知られる“趵突泉(バオトウチェン)”を観光し、夕食後、一般旅行では経験しにくい夜行寝台列車で上海に向かいました。
 
 四日目の朝 6時20分に上海駅に到着した一行は上海に住んでいらっしゃる李学権会長の案内で、ホテルに荷物を置いてから、上海最高の名門大学である上海復旦大学と上海同済大学を見学しました。
中国に対して後進国というイメージを持っていた成和学生たちは、美しく管理された大学を見ながら “ここが本当に中国なのか…、” と感歎せざるを得ませんでした。

上海復旦大学
 
  午後には、日本植民地時代の韓国の上海臨時政府遺跡地を見学しながら、韓国の学生たちは、自分たちがこの地にいることができるのは、数多くの殉国烈士たちが捨て身の苦労をして国を守ったからであることを改めて感じながら、自分たちも後世に恥じない人物になることを誓いました。続いて上海第一の繁華街である “新天地通り”を通って夕方には東方明珠が位置した “外灘(ワイタン)”地区で上海の夜景を満喫しました。既に 1920年代に建てられた大理石建築物と近代建築物が織り成す町並みを見ながら “必ず中国を経て世界のために活躍する国際人になる.”ことを誓った学生たちでした。
上海のワイタンにて…
 
 最後の五日目の午前中は、上海市内でショッピングを楽しみ、午後には上海浦東國際空港からチンタオ(青島)空港まで航空便で移動し、夕方 7時10分に韓国に向けて出発しました。午後 9時10分、仁川国際空港に到着した一行は、 5日間にわたった旅行を無事に終えることができました。

日照市での昼食
孔林に行く道
上海 ”新天地”で”チーズ”孔廊にて
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